離婚の際の不動産の財産分与の仕方について分かりやすく解説。名義変更(登記手続)の必要書類や注意点、ローンとの関係や各税金まで。
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知っておきたい基礎知識!

 不動産財産分与の知識
1.不動産財産分与の注意点
2.不動産を特定する
3.不動産の価値を評価する
4.住宅ローンと抵当権
5.売却して代金を分割したい
6.一方の単独名義にしたい
7.ローンが残っている場合
8.子供の名義にしたい
9.名義変更手続(登記手続)
10.財産分与でかかる税金



1.よくある質問
2.リンク
3.お問い合せ
 よくある質問
よくある質問 目次

Q.不動産の財産分与は、どのような点に注意すべきでしょうか?

A.不動産の財産分与で注意すべき点は、簡潔に言うと以下のような点があります。
1.住宅ローンの返済をどのようにするか
 一番問題になる点です。財産分与で妻に名義を変更しても、夫が債務を払い続ける場合、 返済が滞る心配があります。妻が債務を支払っていく場合でも、その資力が心配です。 この住宅ローンをどのようにするのかという問題は、非常に悩ましいところです。
2.様々な税金がかかることがある
 不動産以外の財産分与では、基本的には税金はかかりません。 しかし、不動産を財産分与すると、譲渡所得税や登録免許税がかかったり、 場合によっては取得税や贈与税がかかるなど、様々な税金がかかることがあるので注意が必要です。
3.名義変更手続き(登記手続き)
 名義変更(登記手続き)を行うには、裁判や調停をしない限り、相手方の協力が必要なため、 確実に名義変更ができるように段取りが必要になります。 「合意はしたが、相手が協力してくれないために名義変更ができない」 といったことも起こり得るのです。 また、財産分与する不動産に漏れがないように注意する必要があります。
4.将来の相続の問題
 離婚すると、元夫婦間では、相続関係はなくなります。 そのため、将来、相手方の親族へ相続権が発生することによって 思わぬ相続争いに巻き込まれることも考えられます。 お子さんから見た相続関係も複雑になることがあります。 遺言や信託などで、離婚と同時に対策を講じておく必要があります。
5.自身及び子供のこれからの生活を考える
 まずは自分が安定した生活ができるように、これからの生活を見通す必要があります。 安易に不動産の分与を受けることをあきらめ、家を出て賃貸にしても、 家賃や光熱費等の生活費の負担が重くのしかかってきます。  自分だけではなく、お子さんがいれば、お子さんの生活を心配されることも多いかと思います。 学区などの問題もあります。お子さんの安定した生活を保つために、 夫婦が協力して柔軟な解決を図ることが必要になる場合もあるでしょう。






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