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よくある質問 目次
Q.建物滅失登記が完了すると、共同担保目録の記載はどうなりますか?
A 滅失した建物が、他の不動産と一緒に抵当権の目的とされている場合、その抵当権の目的となっている不動産の一覧である共同担保目録が作成され、共同担保目録付きで登記事項証明書を取得すると、共同担保目録の内容も確認することができます。
この共同担保に入っている建物の滅失登記を申請すると、登記官は、共同担保目録の建物の記載を抹消する記録をしなければなりません。実際は、共同担保目録の建物の表示に下線が引かれ、抹消されたことが示されます。他の管轄にある他の不動産の共同担保目録も同様です(登記を受けた管轄の登記官が、他の管轄の登記官に通知して抹消させます)。まれに、滅失登記を申請したのに、他の不動産の共同担保目録がそのままになっていることがありますが、これは登記官が見過ごしているだけですので、法務局に確認を促す必要があります。
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