相続登記は3種類ある
■ 相続登記手続きは、大きく次の3つに分けられます。
1.法定相続による相続登記
2.遺産分割による相続登記
3.遺言書による相続登記
この他にも相続の方法は多々あるのですが、
この3つの方法によるのがほとんどですので、ここではこの3つについて解説します。
法定相続とは、民法で定められた順序と割合で各自が相続する、相続の基本形です。
遺言書や遺産分割協議によって、法定相続分とは異なる相続がなされますが、
遺言書も、遺産分割協議もない場合は、この基本形の法定相続で相続することとなります。
法定相続に関しての詳細は、
相続の基礎知識>法定相続とは?を参照して下さい。
一般的には、法定相続や遺産分割による場合が多いと言えますが、
最近は遺言による相続も増えきています。
どの相続登記手続きになるのか、大まかな選択をチャートにしましたので、
参考にして下さい。
相続登記手続き選択チャート
相続があった | ||
↓ | ||
遺言書があるか? | → YES → | 遺言書による相続登記 * |
↓ NO | ||
遺産分割協議で 相続分を決める? |
→ YES → | 遺産分割による相続登記 |
↓ NO | ||
法定相続 による相続登記 |
* 遺言書がある場合でも、遺言書と異なる遺産分割協議をすることができる場合があります。 この場合は、遺産分割協議による相続登記を行うことになります。
よくある質問→遺言書と異なる遺産分割協議をすることはできますか?
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